2012年11月13日

2級 第126回 1

1)かねて振り出していた約束手形200000円について、得意先の倒産により支払期日までに資金を用立てることが難しくなったため、手形の所持人である大分商店に対して手形の更改を申し入れ、同店の了承を得て、旧手形と交換して、新手形を振り出した。なお、支払期日延長に伴う利息4000円は現金で支払った。


・手形の更改の処理の問題です


手形の更改では、借り方貸し方両方に同じ勘定を計上します
嘘くさいですが本当です



支払手形 200000|支払手形 200000
支払利息   4000|現金      4000






2)火災により消失した建物(取得原価8000000円、残存価額は取得原価の10%、耐用年数20年、定額法により償却、間接法により記帳)に関し請求していた保険金2600000円について本日支払う旨の連絡を保険会社から受けた。当該建物は、8年4月1日に取得したもので、22年8月31日に火災があり、火災発生日現在の簿価の全額を見決算勘定に振り替えていた。なお、当社の決算は3月31日であり、減価償却は月割計算で行っている。


・未決算の処理の問題です


「火災発生日現在の簿価の全額を見決算勘定に振り替えていた」とあります
この未決算の金額をはっきりさせるために
火災で失った建物の減価償却累計額減価償却費をもとめます


・減価償却累計額
8000000円×90%÷20年×14年(8年〜22年の年数)=5040000円

・減価償却費
8000000円×90%÷20年÷12ヶ月×5ヶ月(4月〜8月)=150000円


以上より、保険金を請求した時の仕訳は次のようになります

建物減価償却累計額  5040000|建物 8000000
減価償却費        150000|
未決算          2810000|


未決算の金額がわかったので、解答の仕訳を行います
なおこの時点ではまだ連絡を受けただけ(お金は受け取っていない)なので、未収金を使います
保険金でまかなえない分は、火災損失とします



未収金   2600000|未決算 2810000
火災損失  210000|






3)本日、かねてより商品販売の委託を受けているA商店が取り組んだ荷為替手形150000円を取引銀行から呈示されたため、これを引き受け、貨物代表証券(A商店の仕入原価200000円、売価250000円)を受け取った。なお、販売を委託された商品は未だ到着していない。


・受託販売の処理の問題です


呈示された荷為替手形を引き受けた場合、支払手形を使います



受託販売 150000|支払手形 150000






4)省略






5)関西物産株式会社の神戸支店は、神戸支店の負担の広告宣伝費48000円を京都支店が立て替え払いした旨の連絡を本店から受けた。なお、同社は本店集中計算制度を採用している。


・本支店会計の処理の問題です


本店集中計算制度の場合は、本店を経由したと考えて取引します


一連の処理を各支店の立場から見ると

<京都支店の仕訳>
 本店 48000|現金など 48000

<本店の仕訳>
 神戸支店 48000|京都支店 48000

<神戸支店の仕訳>
 広告宣伝費 48000|本店 48000  となります


posted by きるぼる at 11:24| Comment(0) | 日商簿記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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